A Place In The Suns

29 teams and ONE – Phoenix Suns

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    • 印象論ばかりですが見直す時間もないので以上。決して調子の良くないオフェンスは粘り強く泥臭くついていっただけに、パッとしないディフェンスに対して非常にストレスの溜まる試合でした。 2 years ago
    • ディフェンスのローテが酷いのは今に始まった話ではないが、今日は普段割と堅い(気がする)PGから崩されたから非常に目についた。しかも相手がスミスとくれば、(決して悪い選手ではないが)単に研究不足を疑うところ。 2 years ago
    • ・前半の対Iスミスが酷い。此奴はドリブルからシュートできないのに、間合い詰めすぎ。抜かれてアンダーソン、AD警戒でスカスカのペイントへ。結果ファウルも嵩む。 ・対速攻も酷い。練習してる? ・Rアンダーソンは調子良すぎた。仕方ない。 ・相手の不用意なファウルのお陰でギリギリ試合に。 2 years ago
    • この展開から勝とうとすれば、4Qのスコアは40-10以上に持っていかなきゃならない(今は21-4)。 のんびりペースを落としたオフェンスしてる場合じゃないし(ブレッドソー)、オフェンスリバウンドを取られるたびに3%ずつ勝機が失われる。 2 years ago
    • ま、またこの展開。 2 years ago
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サラリーキャップとは?更新分 – 制限つきFA

Posted by placeinsuns : 2010/07/13


  サラリーキャップとは?の更新分です。今回からホームの記事に更新した分を載せて、若干通読しやすくしてみました。誤字脱字、間違いの指摘はいつでも大歓迎です。最近はLarry CoonさんのNBA Salary Cap FAQをまるまる訳している部分が増えてきてしまいました。。当初はそうでもなかったのですが…ちと長いですしサンズには関係ないので、「続きを読む」からどうぞ。








2-2、 フリーエージェント


(1) 制限つきFA

  フリーエージェントには、「制限なしFA(unrestricted FA)」と「制限つきFA(restricted FA)」の2タイプがあります。制限なしFAの選手は、在籍しているチームの意向に関わらず、どのチームとでも好きなように契約を結ぶことができます。それに対して制限つきFAの選手は、他のチームと新たな契約を結んでも、在籍していたチームが同内容の契約を提示すれば強制的にその選手を残留させることができます。これは「優先拒否権(right of first refusal)」と呼ばれ、同内容の契約を提示して選手を残留させることを「マッチする(match)」といいます。

  FAは通常「制限なし」で、以下の一定の条件を満たす選手が例外的に「制限つき」のFAになる資格があります。

・ルーキースケール契約の4年目を満了した選手
・ルーキースケール契約以外の契約を持つ選手で、NBA在籍年数が3年以下の選手

  基本的にはルーキーの時に結んだ最初の契約が終了したら制限つきFAになるものだと考えてもらってOKなのですが、例外として、ルーキースケール契約の3年目、4年目のチーム・オプションが行使されずにFAになった選手は制限つきFAになりません。ま、その選手をキープしたいなら最初からオプション行使しておけばいいだけのことです。

  更に、実際に選手を制限つきFAにするには、チームはクオリファイイング・オファー(Qualifying Offer)と呼ばれる、期間1年で、かつ予め決められた額の契約を選手に提示する必要があります。この契約オファーをチーム側に義務付けることによって、選手は所属チームに残らなければならないかもしれないというリスクを負う代わりに、契約のオファーがどこからも来なくても最終的にはクオリファイイング・オファーに合意すれば1年間のサラリーは保証される、ということになります。また、他のチームに行きたい場合は、敢えてクオリファイイング・オファーを受け入れて1年そのチームで過ごし、翌年晴れて制限なしFAになって移籍するほうが得策である場合もあります。ヘタに希望チームと結んだ複数年契約にマッチされたりすれば、再びそのチームで何年も過ごすことになるかもしれないわけですし、新しいチームの側にしてみてもマッチされるかもしれず、その間キャップスペースを(もしマッチされれば「ムダに」)埋めてしまうというリスクをとる分、制限つきFAに対する大型契約の提示には及び腰になりがちなので。

  クオリファイイング・オファーの額はルーキースケール契約からFAになる選手なら、4年目の額に一定の割合を上乗せした額
(4年目のサラリーの130%~150%。1位指名の選手は130%で、順位が下がるにつれて徐々に割合が大きくなり、29、30位指名の選手は150%)、そうでない在籍年数3年以下の選手に対しては、契約最終年のサラリーの125%か、その選手の最低保証額に$175,000を加えた額のどちらか大きい方がクオリファイイング・オファーの額になります。

  また、クオリファイイング・オファーは選手の合意がなくとも7月23日以前ならいつでもチームから一方的に撤回することができるのに加えて、提示されたシーズンの3月1日までにサインしないと自動的に無効になります。この締め切りは、10月1日から3月1日の間に収まってさえいれば自由に変更することができます。撤回した場合はその選手は制限なしFAになりますが、締め切りをすぎてなお選手が新しい契約をどのチームとも結ばなかった場合は、クオリファイイング・オファーのみが無効になり、相変わらず選手は制限つきFAのままになります。ただしクオリファイイング・オファーが無効になっても、元所属チームと選手は一から交渉して新たな契約を結ぶことができます。

  あまり話題には上りませんが、クオリファイイング・オファーには亜種があります。ルーキースケール契約の4年目を終えた選手に対して、所属チームは通常の、期間1年で一定額のクオリファイイング・オファーの他に、マキシマム・クオリファイイング・オファー(maximum qualifying offer)とよばれる契約を提示することができます。マキシマム・クオリファイイング・オファーは期間6年でオプションやアーリー・ターミネーション・オプション(ETO)、ボーナスなど一切の余計な条項をつけることはできず、全期間、全額にわたって保証つきの最高額契約でなければなりません。チームがマキシマム・クオリファイイング・オファーを提示した場合、他のチームが提示するオファー・シートに対する制限が若干厳しくなります(後述)。もっとも、最高額をクオリファイイング・オファーで提示するような選手に敢えてオファーするチームがあるとも思えないので、この制限は実質あまり意味をなしません。というかそもそも無条件の最高額契約で残す覚悟があるなら最初から延長契約をするはずですし、最高額での延長契約交渉が破綻するほど選手とチームの間の信頼関係がない選手に対して、6年間も在籍を強要するチームはまずないので、実質あまり制度としては役に立つ場面は少ないかと思います。絶対にチームには戻りたくない、と表明している選手に対してこのオファーをすれば、所属チームは最高額契約のリスクを負わずに他のチームを契約しにくくすることはできるでしょうが、実質それくらいの効果しかありません。

  所属チーム以外のチームが制限つきFAの選手と契約しようとする場合、まず選手がそのチームが提示してきた契約の「オファーシート(offer sheet)」にサインする必要があります。通常の契約オファーとは違い、サインすれば即契約成立にはならないためオファーシートという名称が用いられていますが、その点を除けば通常の契約のオファーと同じものです。所属チームはそのオファーシートの「主要な」契約条項(principal terms、後述)にマッチするかどうか、7日間の猶予を与えられます。オファーシートの内容は、最低でも期間が2年以上のものである必要があり、マキシマム・クオリファイイング・オファーの場合は3年以上である必要があります。この期間の計算にオプションの年を含めることはできません。もし所属チームが主要な条項にマッチすることで優先拒否権を行使すれば、その選手は所属チームとの契約下におかれます(主要なもの以外の契約条項は、その後の交渉で変更することが可能です)。所属チームがマッチせずに7日間が経過した場合、オファーシートの内容がそのまま契約になり、オファーシートを提示したチームに在籍することになります。

  オファーシートの「主要な」条項というのは、CBAによると…「金銭に関係のない報酬を含んではならない。加えて、主要な条項は以下に限定される。
(i) 新たに契約するチームが支払うか、或いは権利を与える予定の、(ルールにしたがって)調整され、具体的な数字になっている契約時ボーナス、基本給、繰り延べ給与。支払期日、分割方法が明示されている必要がある。
(ii) 現金で支払うことのできるインセンティブ。但し以下の項目に更に限定される。(A) 在籍チーム、オファーシートを提示したチームのどちらの成績に基づいても、「実現可能性が高い(likely)」インセンティブに分類されるもの。(B) 選手会とNBAから一般にリーグの賞与として認められているものに関するインセンティブ
(iii) ルール上認められている、契約に関する修正条項(例; 解雇に対する補償、アーリー・ターミネーション・オプション(ETO)、割り当てられたボーナスなど)」

  カリフォルニア大バークレー校のビジネススクールの研究記事より。なぜこんな由緒正しい大学でこんな研究をしているのかは不明ですが。

まとめると、制限つきFAの選手には実質4つの選択肢があることになります。
・在籍していたチームのクオリファイイング・オファーを受け入れ、1シーズン残留した後、翌夏に制限なしのFAになる(*)。
・マキシマム・クオリファイイング・オファー(提示されているなら)を受け入れ、最高額で長期間プレーする。
・他のチームのオファーシートにサインして、在籍していたチームにマッチする機会を与える。
・クオリファイイング・オファーに関係なく、在籍していたチームと新しい契約を別途に交渉する。

*但し以前の契約がルーキースケール契約でないリーグ在籍年数2年以下の選手は、クオリファイイング・オファーを受け入れても在籍年数が4年になるまで毎年制限つきFAになります。都合、リーグ入り当初の契約が1年契約の選手は最大3回までクオリファイイング・オファーを受け入れる可能性があります。但しこれはルール上の話で、実際にはチームか選手かどちらかが折れるのでほぼ起こりえない事例です。2回くらいならあるかもしれませんが。

  そのほかの決まりとしては…
(i) マッチしなかったことに対する見返りを出すことは許されていません。例えばマッチしなかった代わりにドラフト二巡目指名権を無償で譲与する、など。コミッショナーのチェックが入り、そのような疑いのあるトレードは許可されない可能性もあります。
(ii) 一度在籍していたチームがマッチを表明すると、その選手をサイン&トレードで放出することは許されていません。
(iii) 在籍していたチーム、選手、オファーシートを提示したチームの三者が合意すれば、マッチの期間が経過するまではオファーシートを撤回することができます。

  オファーシートの内容に関する制限は、他にもギルバート・アリーナス条項と呼ばれる制限がありますが、その説明は(2)にて。

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