A Place In The Suns

29 teams and ONE – Phoenix Suns

  • @PlaceInSuns

    • 印象論ばかりですが見直す時間もないので以上。決して調子の良くないオフェンスは粘り強く泥臭くついていっただけに、パッとしないディフェンスに対して非常にストレスの溜まる試合でした。 1 year ago
    • ディフェンスのローテが酷いのは今に始まった話ではないが、今日は普段割と堅い(気がする)PGから崩されたから非常に目についた。しかも相手がスミスとくれば、(決して悪い選手ではないが)単に研究不足を疑うところ。 1 year ago
    • ・前半の対Iスミスが酷い。此奴はドリブルからシュートできないのに、間合い詰めすぎ。抜かれてアンダーソン、AD警戒でスカスカのペイントへ。結果ファウルも嵩む。 ・対速攻も酷い。練習してる? ・Rアンダーソンは調子良すぎた。仕方ない。 ・相手の不用意なファウルのお陰でギリギリ試合に。 1 year ago
    • この展開から勝とうとすれば、4Qのスコアは40-10以上に持っていかなきゃならない(今は21-4)。 のんびりペースを落としたオフェンスしてる場合じゃないし(ブレッドソー)、オフェンスリバウンドを取られるたびに3%ずつ勝機が失われる。 2 years ago
    • ま、またこの展開。 2 years ago
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Archive for the ‘Summer of 2010’ Category

アマレからの手紙

Posted by placeinsuns : 2010/07/20




親愛なるフェニックスの人々へ

  もう既に多くの皆さんがご存知の通り、私のフェニックス・サンズでの8年間のキャリアは終わりを告げましたが、最後に、フェニックスに住む人々、そして素晴らしいサンズのファンの方々へ、キャリアを通じて応援し続けてくれたことに「ありがとう」と言いたいと思います。選手がチームを変えることはプロバスケットボールのビジネスの一部で、サンズの組織、チームメイト、コーチング・スタッフ、そして多くのファンから離れるのは辛い、と簡単に言ってしまうと、私の本当の気持ちは伝えることができないのです。

  あなた方全員に知っておいて欲しいのです。私は、ありがとうという気持ちと、そして、フェニックスの人々、コランジェロやサーバーの一家、チームメイトやコーチから長年の間いつも感じていた応援に対する、温かい思い出と感謝の念を胸いっぱいに抱きながら、フェニックスを去るということを。

  ここにやってきたとき、私はまだ19歳の子供でした。ここで、私は一人前の大人になりました。ここで、私の娘たちは生まれました。ここで、この先も大切にしていきたい友情が芽生えました。

  さようならを言うつもりはありません。ただ、いつも私の家族の一部だと思っている素晴らしいフェニックスの人々へ。また、いつか。


WITH LOVE AND RESPECT

AMAR’E



  アマレがアリゾナの地元紙、Arizona Republicに出した1ページ広告より。かなり意訳しています。

原文のバックのバスケットコートの写真をよーく拡大してみると分かるのですが、「アメリカ・ウエスト・アリーナ」時代のホームコートです。

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The End of an Era – Farewell, Leandro!

Posted by placeinsuns : 2010/07/14



  昨日はバル坊の放出のニュースから現実逃避するためにサラリーキャップシリーズの更新なんぞをしていましたが、避けて通るわけにもいかんですし…。

  カンファレンスファイナル第6戦のロッカールームをチームメイトよりも一足早く出た、という話を聞いて、少なからぬ人がこの時が来るのを予感し、恐らく本人も覚悟していたのでしょう。決してケミストリーを乱すような性格ではなく、むしろ積極的にチーム内の誰とも関わっていくような彼が、何故仲間が「来季こそは」と涙している脇を足早に通り過ぎて行ったのか。


  2003年のドラフト、当日のスパーズとのトレードで彼はサンズに入団。当時からそのスピードが注目を集めていました。当時を振り返って思い出してみると…「スパーズの外人ドラフトだからきっとアタリ」という下世話な評価をしていた記憶があります。1年目はサンズが再建中のチームであったこと、スターティングPGのマーブリーがニックスに移籍したこと、またダントーニHC就任によりオフェンスがアップテンポになったことにより、先発として多くの出場機会を得ていました。このときは「28位の掘り出し物(ほらやっぱり)」という評価でしたが、経験不足もあったのでしょうかあまり安定しませんでした。オフシーズンには田臥との第3PG争いなんていう話題もありましたね(PGとしての資質は、外国人だということを除いても最後までイマイチでした)。ベンチからの出場となりましたが、FAで加入したナッシュ、Q-Rich、遂に開花したJJというバックコート陣の前に、出場機会はあまり多くはありませんでした。好不調の波が激しいプレーは変わらず、そのためかプレーオフでは出場しない試合もあったほどです。

  才能の片鱗を見せ始めたのは翌シーズン、2005-06になり、ダントーニHCの兄であるDan D’Antoniがアシスタントコーチとしてつきっきりでバルボサの指導に当たるようになってからでした。このオフにJJとQ-Richのどちらも失ったサンズはラジャ・ベルをFAで入れたものの、バックコートが圧倒的に薄くなってしまいました(現にSFは最後まで先発が定まりませんでした)。そのためにベンチ出場ながら多くの出番が回ってきたバルボサは期待に応えます。彼のレイアップがハイライト動画に取り上げられるようになったのもこの辺りからです。怪我に苦しみながらも、爆発力をそのままに安定した活躍もできるようになりました。特に先発SGのベルがディフェンシブな選手であったこと、更にディアウがセンターまで守れる体格を持ちながらPGをつとめることができたことが、サイズ不足でディフェンス面に難がある彼に幸いしました。「流れを変える選手」として、プレーオフでも数少ないベンチとして存在感を見せつけます。人懐こい笑顔と、誰にでも好かれるその性格からファンからも愛される存在になりました。

  2006-07シーズン、遂に怪我で前シーズンを完全に棒に振ったアマレが復活して、2000年から2009年の「最強チームベスト10」にも選ばれるほど凶悪なチームとなったサンズは、「ただでさえ走りまくるチームだが、更にバルボサがそのスピードを加速させている」超攻撃的なチーム。バルボサ自身はこの年、ファストブレイクからの得点を量産し、ショットクロック残り20秒でリムに突っ込んでレイアップした次のオフェンスでは、同じショットクロック残り20秒で今度はナッシュからのロングパスを受けてコーナーでスリー、はたまたペースダウンしたかと思いきやチェンジ・オブ・ペースからディフェンダーを抜き去って、ビッグマンと衝突しながらアンドワンというような恐ろしい速さのオフェンスを展開。ドリブルしているバルボサに、大概の相手のディフェンダーは(ボールを持っていないのに)全力疾走でも追いつけないという有様で、ナッシュ、ベル、マリオンとの競演は正に”7 Seconds Or Less”そのものでした。チームメイトのカート・トーマスがハーフラインを超える前にバルボサがレイアップを決めて戻り始めているなど、当時は別に珍しくありませんでした。このシーズンのバルボサの平均18.1得点は、リーグトップのオフェンスチームであるサンズの中でアマレ(20.4)、ナッシュ(18.6)に次ぐ3番目。ナッシュはファールゲームでの得点がありますので、実質アマレに次ぐスコアラーでした。更にアウトサイドシュートの精度も落とさず、43%という高確率のスリー、また腕の長さを活かしたスティールも1試合平均1.2を数え、1位票127の内101票を獲得、満点635得点中、578得点という圧倒的な支持でNBA Sixth Man Awardを受賞。受賞当時、プレーオフ1回戦の相手だったコービーのインタビューが面白いので、振り返ってみましょう。

(バルボサをどう止めるかについて聞かれて)「サッカーボールを与えるね。ブラジル人はサッカーをすべきだ。バスケじゃない。」

(Game 2後のインタビューで、あるプレーについて)「その時、彼にはスマッシュ・パーカーがついていて、スマッシュはまるで彼との間に5フィートの緩衝材をつけているかのようだった。」「俺はラジャ・ベルのマークのためにコーナーにいた。見てみると、バルボサはハーフラインにいる。スマッシュはスリーポイントラインに下がっているところだった。(ラジャ・ベルに)向き直ると、あの坊やはもうリム目前だった。俺は『何だこれは…』という気分だった。」

ついでにシックススマン賞受賞当日に唯一否定的な(?)発言をしたフィル・ジャクソン。Brazillian Blurと呼ばれていることについて、「随分弱々しいニックネームだ。」「もう少しマシな呼び方はなかったものだろうか、Blitz(電撃)でもいい。Blur(瞬き)では彼の速さも表せはしない。彼は実際、もっと速い」

  プレーオフでは結局セミファイナルでスパーズ相手に(アマレとディアウの不可解な出場停止もあり)敗れてしまいますが、バルボサは最後まで大活躍を続けました(勝負弱いなどの非難はありましたが…)。

  カート・トーマス、マリオン、ベル、ディアウ…次々とチームを去り、変わっていくチームメイト。それでもバルボサはその後も変わらぬ活躍を続けます。しかし、2008年のダントーニ退陣が、他の誰よりも彼にとって致命的なものとなりました。スタッツの上ではさほど変わらずとも、オフェンスのペースが落ちたことにより彼は自らのスピードを活かしきれなくなり、逆にディフェンス面での「サイズ不足」という、彼自身にはどうしようもない欠点が露呈してしまいます。テリー・ポーターとシャックの時代も相変わらず高得点をマークし、また不満を口に出すようなことはありませんでしたが、どこか居心地の悪そうな、窮屈なプレーが目立つようになりました。ジェントリーがHCになってようやく彼の時代が戻ってきたかと思われましたが、2009-10シーズンではオフにブラジル代表としてプレーした時の怪我が響き、出場したのは44試合。ドラギッチ、ダドリーが成長し、彼の穴埋めをしていたことをを喜ぶ反面、健康体でいられない自分に苛立っているシーンも見受けられました。そして戻ってみると、彼を待っていたのはダントーニが築いた、慣れ親しんだラン&ガンスタイルではなく、また隣にいるのもナッシュではありませんでした。新たなローテーションで、ベンチメンバーの中で結果を出そうとして1オン1から空回りする場面も多い日々。どんなメンバーとも仲は良かったものの、プレー自体は孤立するシーンも目立ちました。それでも2度目の怪我から復帰してわずか1ヶ月で自分の役割をきちんと理解し、プレーオフでは短くなった出場時間内でも、ドラギッチの隣できっちり周りに合わせたプレーをし、ゾーンディフェンスを理解していました。ハイライトはドラギッチが4Qに23得点をあげて勝利したスパーズとの西セミファイナル第3戦。ドラギッチのプレーをサポートし、得点を取ることに集中させながら、彼自身も4Qだけで2桁得点をあげて逆転勝利に貢献。レイカーズ戦でも未熟なドラギッチのサポート役に回る一方、必要な時に点を取りにいくというスタイルでチームに貢献しました。

  しかし、冒頭のように、彼はナッシュがインタビューに涙している中、足早にロッカールームを去っていきました。出場時間平均17分で6ミリオン以上の契約、怪我もち、もう若手とは言いがたいサイズ不足のSG。方やまだルーキー契約下の、将来有望で十分な爆発力を備えているPGに、どこでも守れるスリーポイント成功率がリーグトップクラスのSF。互いに素晴らしいケミストリーを築いたHCや仲間が語る「来季こそは」。キャリアの大半を同じチームで過ごしてきた戦友、そして親友ナッシュが涙ながらに語るチームの将来―でも、そこに自分はいない。彼は恐らく理解した上で、そんな中に加わって自らも将来を見ざるを得ない、そんなインタビューを受けたくなかったのかもしれません。だからこその、早い別れだったのかもしれません。

  このトレードにより、2004年の誰もが愛した「シンデレラチーム」からサンズに在籍している選手はナッシュただ一人。2006-07の「最強チーム」からサンズで活躍しているのも、ナッシュのみ。「ラン&ガン」、そして「7 Seconds Or Less」の時代は、このオフ、このトレードで完全に終焉を迎え、既に新たな時代が始まっています。来季がどうなるかは分かりません。これが良い変化なのかも。バルボサの新天地での活躍を祈ります。でも互いの未来を見る前に、あの人懐こい笑顔を忘れる前に、彼のいないサンズのベンチを見る前に、一言だけ。「ありがとう、バルボサ」


It is a mistake to try to look too far ahead. The chain of destiny can only be grasped one link at a time.
– Sir Winston Churchill  

(遥か彼方を見ようとするのは過ちである。運命の鎖は一度にひとつの輪しかつかめない。―2010年ウエスタン・カンファレンス・ファイナル、サンズにとっては崖っぷちのGame 6の試合開始前に、コーチのダン・マーリーがロッカールームのホワイトボードに引用した言葉より)

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ターコルーとチルドレス合意間近。バルボサはトロントへ。

Posted by placeinsuns : 2010/07/12


  単なる噂かと思いましたが、既に合意間近とのこと。チルドレスはホークスとのサイン&トレード、ターコルーは‥ドウェイン・ジョーンズとバルボサとのトレードだそう。

  とりあえず‥チルドレスは5年34ミリオンだそうです。どんな時代にも長期契約はリスキーではありますが、彼のような優秀なディフェンダーに払うなら悪くない値段。ヒルの引退後を見据えての補強でしょう。一方のターコルーは正直疑問。平均10ミリオンオーバーの契約が4年残っている選手を引き取る意図が見えません。当然スターティングPFでしょうが、カルデロンと上手くやれなかった彼がナッシュと共存できるのでしょうか。。

  で、ラインナップは以下のようになります。

PG: ナッシュ、ドラギッチ
SG: J-Rich、チルドレス、(→バルボサ)
SF: ヒル、ダドリー、クラーク
PF: ターコルーウォリック、(Lou)、(→アマレ)
C: ロビン、フライ、コリンズ

  ロスターはこれでほぼ完成でしょう。どうしてもフィジカル面に強いPF不在が目立ちますが。。ディフェンスはアール・クラークが担当するんでしょうか。或いはフライとか?

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アマレのサラリーとサラリーキャップ

Posted by placeinsuns : 2010/07/07


  一応このブログはサラリーキャップ解説ブログでもあるので、アマレの契約の詳細について…。とりあえず感想は心の整理がついてからにして、まず決まりきっていることから始めます。細かい話はどーでもええねん!という方はとばしちゃってください。

  NBAでは、リーグ全体で選手個人の契約の最高額が決められています。NBAの在籍年数に応じて最高額は決められており、これによると、2009-10シーズンは在籍年数0~6年の選手は$13,520,500、7~9年の選手は$16,224,600、10年以上の選手は$18,928,700(18.9ミリオン)がサラリーの上限となります。一方でTracy McGradyやKobe Bryant、Jermaine O’Nealなどは20ミリオンオーバーのサラリーを受け取っています。アマレも契約額を96ミリオンジャストとして計算すると、初年度は$16,551,724となり、リーグ全体の最高額をオーバーしています。これがどういうことかというと…

(i) この最高額は、前年度のサラリーの105%を下回ることはない
  つまり、リーグ全体で取り決められている最高額と前年度のその選手のサラリーを1.05倍したものとを比較して、高い方がその選手の最高額となる、ということです。

(ii) 最高額に拘束されるのは複数年契約なら契約の最初の1年のみで、その後は拘束されない。
  つまり、最初の1年さえリーグ全体の最高額か前年度のサラリーの105%を守っていれば、翌シーズンからのサラリーはそのルールには拘束されません。但し、各シーズン間の昇給率にも上限があるため(後述)、全く自由に金額を決定できるわけではありません。

  T-Macもコービーもジャーメインも、いずれも最高額を超えたサラリーを受け取っているのは以上のような理由によります。延長契約に関するルールはまた少し違いますが、ただでさえ細かい話なのでまたの機会に。そのうちサラリーキャップとは?に書こうかと思います。

  次に昇給率について。NBAの選手の契約は、複数年契約の場合初年度のサラリーについては、最低保証額以上の金額で、上述の最高額を超えない限りかなり柔軟に決定することができますが、2年目以降は上限の額が「前年度の契約+
初年度の
額の一定の割合(昇給分)」に拘束されます。例えば昇給率が契約各年に一定の5%の選手の契約初年度のサラリーが$10,000,000(10ミリオン)なら、2年目のサラリーは「$10,000,000+10,000,000*0.05」から$10,500,000、3年目のサラリーは「$10,500,000+10,000,000*0.05」から$11,000,000となります。この昇給率にもやはり上限があります。限界は、以下のように変化します。

(i) ラリーバード例外条項、アーリーバード例外条項を用いて契約した場合、10.5%まで
  3シーズン以上FAでチームを移籍したことがなくウェイブされたこともない選手(トレードは関係ない)が、
FAになる前の在籍チームと契約する場合
には、原則として在籍チームがサラリーキャップを超えても契約することができます。この例外条項を用いて契約する場合、昇給率は10.5%までとなります。アーリーバード例外条項はラリーバード例外条項の短縮版で、こちらは2シーズン以上のものになります。年数の縛りが短いかわりに、こちらは初年度のサラリーの上限額が少なくなっています。が、昇給率の上限は変わらず10.5%です。

(ii) そのほかの契約は、8%まで
  原則として昇給率は8%までです。FA選手が新たなチームと契約する場合にもこれに該当し、昇給率は8%までとなります。

  このほかにもルーキースケール契約、ギルバート・アリーナス条項に該当する制限つきFA選手、延長契約選手には別の規程がありますが、割愛します。

  最後に契約年数について。これも上限があります(以前は10年契約なんてのもあったのですよ)。

(i) ラリーバード例外条項を用いて契約した場合、6年まで
(ii) その他の契約の場合、5年まで


  以上のルールからアマレの契約額を分析すると、初年度のサラリーの最高額は、アマレの2009-10シーズンの$16,378,325の105%、つまり$17,197,241でサンズもニックスも共通で、昇給率、契約年数に差が出ます。これがサイン&トレードへのわずかな望みを残しています。

(i) ニックスの契約
  ニックスの場合、アマレの在籍チームではないので当然ラリーバード例外条項もアーリーバード例外条項も用いることはできず、昇給率は8%、契約年数は5年が最長となります。これに基づいてニックスの最高額を計算すると、契約初年度は$17,197,241で、昇給額は各シーズン$1,375,779、計5年$99,743,999(最終年の2014-15シーズンは$22,700,358)となります。これに対して実際の契約額は5年96ミリオン。ニックスが今年のFAに賭けているのは明白な事実ですので、合計額が同じならなるべく初年度の契約額を下げて、今年のキャップスペースを広げようと考えるはずですので、毎年の昇給率を恐らく上限の8%にして契約初年度(2010-11シーズン)のサラリーをなるべく下げようとするでしょう。この予測にしたがって、総額を96ミリオンちょうどとして計算すると、初年度は$16,378,325、昇給額は$1,375,779となります。

(ii) サンズの契約
  サンズの場合、当然ラリーバード例外条項を用いて契約することになるので、昇給率は最大10.5%、年数は最長6年です。これに基づいてサンズの最高額を計算すると、契約初年度は$17,197,241で、昇給額は各シーズン$1,805,710、計6年$130,269,103(最終年の2014-15シーズンは$26,225,793)となります。オファー額は5年96ミリオンでしたが、どのような内容だったかもはや推測することの意味を失ってしまったので割愛。恐らくサンズがFAを狙いにいきたい2011-12シーズンのみ契約額を若干下げていたかもしれません(但し最後の2年が出場時間を条件とした保証留保つき契約だったので、通常通り一定の昇給だった可能性が高いです)。一方、ニックスの都合に合わせて「2010-11のサラリーを下げる」ということで言えば、サンズと契約した後サイン&トレードをすれば、契約総額を変えずに$15,867,769まで初年度のサラリーを削ることができます。


  ニックスは現在サラリー総額が$18,637,294で、サラリーキャップが予想額どおりの56ミリオンになると、FAトップ3の誰かに大体16ミリオンと少しを使ったときに、サイン&トレードならミッドレベル例外条項に加えて更に6ミリオン近いキャップスペースを使って補強に乗り出すことができますので、ニックスとしてもサイン&トレードは「オイシイ」取引になります。見返りも恐らくデイビッド・リーの「両者サイン&トレード」とトレードエクセプション(勝手に発生するもので、ニックスとしては痛みはゼロ)か、単に二巡目指名権とトレードエクセプションならその価値は十分にあるでしょう。まぁサイン&トレードにしなくても5ミリオンと少しのスペースが残るのですが。。まぁいずれにしても、サンズとしてはトレードエクセプションを得ることができれば、トレードでかなりの補強をする余地が残ることになります。

  何か尻切れトンボになってしまいましたが、遅いのでこの辺で寝ます。おやすみなさい~♪


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フライ残留決定!

Posted by placeinsuns : 2010/07/02


  ドラフトの件を忘れているわけではありませんが、取り急ぎ報告まで。チャニング・フライが5年30ミリオンでサンズと合意に達した模様。先にAmir Johnsonがラプターズと5年34ミリオン、Drew Goodenがバックスと5年32ミリオンで合意に達しているので、モタモタしていると価格が釣りあがってしまうところでした。とりあえずひと安心。

  これでアマレが消えても、キャップスペースはほぼなし。バル坊を指名権とトレードして見返りのトレード・エクセプションで大物FAをサイン&トレード、という計画もなくなりました。少しノビツキーとナッシュのコンビを見てみたかったのですが…キューバンが死んでも離さないであろうノビちゃんを狙いにいくより、フライと再契約したほうがはるかに無難でしょう。この契約額から考えるに、フライはミッドレベル例外条項を用いての契約になります。いくらかミッドレベルも残るでしょうが、恐らく1ミリオンと少しになるので大した補強はできません。因みにもう一人のFA、Louは2年間サンズに在籍しており、アーリーバード例外条項によりキャップを超えていてもミッドレベル近くまでは出すことがルール上は可能ですので、フライの契約が直接Louとの再契約に影響することはありません。もちろんアマレに大しては(言うまでもありませんが)ラリーバード例外条項によりキャップに関係なく最高額まで出すことができます。

  しかしバックスもラプターズも何を考えているのでしょうか。サンズファンの偏見入りまくりですが、フライに対してだって5年30ミリオンはちょっとリスキーなのに、アミールジョンソンとグッデンに5年30ミリオンオーバー…一気にほかの選手もサラリー要求を厳しくしそうな予感。

  ま、何だかんだ言いましたがとりあえず…Welcome back, Frye!!

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2010年ドラフト – Welcome to the valley, Gani & Dwayne!

Posted by placeinsuns : 2010/06/29

  若干の出遅れ感は否めませんが‥とりあえずサンズのドラフト所感です。

  結局ドラフト当日は46位と60位の指名権2つをそのまま使用し、2つ+金銭で二巡目上位への指名権アップはしませんでした。

(i) ドラギッチの時と違ってそこまで補強が必須なポジションがなく、
(ii) 仮にアマレが抜けた場合にはちょっとやそっと指名権の順位を上げたところで所詮二巡目、穴埋めを期待するのは酷

なので、こんなところに(ただでさえ少ない)カネを投入するのは馬鹿げています。唯一あり得たバル坊⇔複数の一巡目指名権(+トレードエクセプション)もなし。未だにバル坊のトレードの可能性は濃厚ですが。因みにバル坊のトレードによるトレードエクセプションの獲得は、つまるところアマレとの交渉決裂を意味していますので、アマレとサンズは今のところ「決別」には至っていないと見ていいハズです(この辺の詳しい解説は後ほど)

  さて、ようやく指名した選手の話に移ります‥というところで続きはまた今度。や、まぁ所詮二巡目ですから。とか言いながらドラフト前は騒ぎまくりましたが‥

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ナッシュのワールドカップ

Posted by placeinsuns : 2010/06/24


  さて、ようやくドラフトです。ファイナルに基本的にあまり興味を抱かなかった私にとって、ドラフトは待ちに待った一大イベント…のはずが今年は46位と60位。うーむ、とりあえずワールドカップ中のナッシュのアホ動画でも見て一息ついてください。最近動画貼り付けブログになっている気がしますが、きっと何かの間違いでしょう。過去に動画を貼り付けるのはキライだなんて言ったことありませんよ、ええ。CBSSportsのナッシュ動画より4本。基本的に英語分からなくても楽しめる仕様なのはさすがナッシュクオリティと言わざるを得ません。


・Steve Nash Heads to South Africa

  旅立ち。これはイマイチかも。次からのに比べると(ここ重要)。




・Delivering Steve Nash to the World Cup

  猛烈に愚痴っとります。「プライベートジェットでいけるとは思っちゃいなかったけど、ファーストクラスは期待してたんだぜ?アマレは今頃どうしてるだろ…カレッジの選手でもこんな扱い受けないし…」とか。因みにラストのシーンに映っている銅像は多分ネルソン・マンデラ像かと思われます。




・Nash Couldn’t be Happier to be Home

  ナレーションと動画のギャップがひどすぎる件。彼は南アフリカ出身なのですよ、実は。




・What Does Nash Do For a Living?

  これは…ww とりあえずトイレの中でブブゼラを吹くのは止めましょう。猛烈に迷惑ですw

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2010 Pre-Draft Workout – Vol. 10 Jerome Jordan

Posted by placeinsuns : 2010/06/23


  遂に来ました定番7フッター。ただLouの代わりというよりは未来のアマレ志向なんでしょうか、オフェンス中心の選手です。あ、いえ別に二巡目でアマレが取れるなんてこれっぽちも思っちゃいませんが、イメージとしては、と言う意味です。ちょっとフォーマットを変えまして、①、②、③の下に更にクラス分けをして、(i)、(ii)、(iii)…というように項目を立てました。少し見やすくなったかと思います。個人的にもこっちの方が書きやすいですし。因みにVol. 1からご覧の方はお気づきかと思いますが、ちょっとずつマイナーチェンジを重ねているこのシリーズ、だんだん一体感がなくなってきています。。では本編。DraftExpressNBA Draft.netからのまとめです。私はウソも多いNBA Draft.netはあまり好きではありませんが、Bright Side Of The Sunの方ではNBA Draft.netを取り上げていたので一応…。


Jerome Jordan: 7′ 0″ / 235 lbs / 1986年9月29日(23歳) / C / Tulsa (Senior)

・Strength
① (i) 高校2年生の時にジャマイカからアメリカに引っ越してきて、初めて組織的なバスケットボールを経験してから、練習とトレーニングに励み、毎年確実に成長している。大学入学当初はかなり荒削りなプレーヤーだったが、在学中に多くの弱点をカバーし、スキルを身につけた。 (ii) NBAのセンターとしてもサイズがあり(靴を履くと7′ 1″)、それに満足せず下半身の強化にも取り組んでいる。ウィングスパンもきわめて広く、体格も年々良くなってきている。
② (i) 18-20フィートのジャンプシュートが上手く、スポットアップシューターとして、また、ピック&ポップの場面で活躍することができる。その一方でアグレッシブさも持ち合わせており、高さと身体能力を活かしてピック&ロールからリムに突っ込んでダンクすることもできる。ファールをひきつけるのも上手く、体の接触をいとわない。ミッドレンジシュートを磨くことが成長の鍵となるだろう。 (ii) ダブルチームを受けたときのパス捌きが上手く、年々ターンオーバーが少なくなってきている。
③ (i) ピック&ロールに対するディフェンスを中心にトレーニングを重ねたらしく、ワークアウトでは特に改善が見られた。大学でプレーしていた時よりもペリメーターの選手に対するディフェンスが向上している。ワークアウトで見せたレベルの注意力を維持すれば、NBAレベルでもピック&ロールに対する安定したディフェンダーになれる。 (ii) その長身を活かして、ブロックでは一定の数字を残している。

・Weakness
① (i) 下半身がまだ完成していない。重心が高い彼のような選手にとって必要不可欠な要素。体重を増やす必要がある。 (ii) 動きが鈍い。
② (i) ポストアップをするシーンでは、大学時代に期待されていた役割であったにもかかわらず、ピック&ロールで見せたようなアグレッシブさが見られない。身体能力を活かしたプレーに満足しているのか、ポストプレーでは安定して点を重ねることができない。 (ii) オフェンスはディフェンスに比べれば上手いといえるが、ディフェンスの不味さをカバーできるほど才能があるわけではない。
③ (i) まだ細く、しかもそもそも重心が高いことから、ポストプレーに対して弱い。 (ii) 改善してきているとはいえ、未だに横方向に対する反応が遅い。その身長からストッパーとしての役割が期待されるが、実際にはファールトラブルにならないようにするのが精一杯である。 (iii) 40分換算のブロック数が3年連続で下がり続けていることから、ディフェンスに対する意識が欠けているとの声も聞かれる。

・Overall
  一巡目下位指名を狙う集団の中の一人。ただライバルは多いので、一巡目で指名を受けるにはワークアウトでかなりアピールする必要があるだろう。ポテンシャルがあることは分かっているので、いいコーチの下で長いスパンで成長させていけば、成長が期待できそう。


  二巡目中盤まで残っていたら結構拾い物かもしれません。そもそもビッグマンは常に人材不足ですし、現時点でサンズに7フッターはロビンただ一人という状況なので。ただこのテのプレーヤーはどうしてもディフェンスがいいほうが出番は多くなりますので、よほど夏のキャンプでオフェンスを成長させない限りデビューは来シーズン以降になりそうです。ただ、ポストプレーをあまり必要としないサンズにはフィットするかも。FoxSportsに動画を発見しましたが、宣伝が30秒でハイライトは50秒…いい感じのハイライト映像ですが何となく萎える。CBSSportsは宣伝5秒なのでこっちのがオススメ。どっちも貼り付けられないのでリンクにて。リンクの方が重たくなくていいですかね?ちなみに低スペックのPCで如何に軽くWeb閲覧をするかということについてなら私は自分で言うのもナンですが猛烈に調べていますので、そのうち(バスケと全然関係ないですが)特集組むかもしれません。

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2010 Pre-Draft Workout – Vol. 9 Tyren Johnson

Posted by placeinsuns : 2010/06/23


  あと10人!今日明日中に最近のサンズとかNBAの動きを別記事でまとめます。ちなみについでなので一言。ウォーリアーズとバックスの間でマゲッティ⇔チャーリー・ベル、ダン・ガズリッチ、2010年44位指名権のトレードが成立しました。詳細は後ほど。ではNBA DraftExpressより、例によってPortsmouth Invitational Tournamentの記事をまとめたものです。


Tyren Johnson: 6’8″ / 204 lbs / 1988年7月24日 / PF / La Lafayette (Senior)

・Strength
① サイズがあり、腕が長く、体格もいい。運動能力に優れている。
② オフェンスでは、リムに正対するプレーを好む。3ptラインの外まで、幅広いシュートレンジを持つ選手。ドリブルからのシュートが上手い。ほどほどにボールハンドリング能力もあり、トランジションオフェンスではいい働きをする。彼の長所の中では、パス能力がもっともスカウトの興味をひいている。単にアシストの数が多いだけではなく、広いコートビジョンを持っており、ドライブしてリムに切り込んでいく味方に上手いパスを出すことができる。
③ スモールフォワード、パワーフォワードどちらのポジションでも守ることができ、ブロック、スティール、リバウンドでチームに貢献する。ガッツと身体能力の高さから、相当なポテンシャルを秘めていると考えられる。

・Weakness
① ドラフト前の計測では靴無しで6フィート6.5インチ、ウィングスパンは6フィート8インチしかなかった。
② シュートはいずれも不安定で、波が激しい。ハーフコートオフェンスではショットセレクションも悪く、判断力にも欠けている上にターンオーバーが多い。そもそも遅咲きの選手で、4年生になってからようやく大学レベルでも通用するようになってきた選手なので、荒削りな部分が多い。
③ ディフェンスにおいては、しばしば判断力に欠けていたり、集中していなかったりすることがある。

・Overall
  上手く成長すればジョッシュ・スミス(ホークス)のようなオフェンスができるようになるかもしれない。まだまだ荒削りだが、ワークアウトではスカウトの目に留まるだろうし、恐らくDリーグやヨーロッパに行ってもNBAのチームから常に意識される選手になることだろう。


  もし指名されたらLouの代わりとしての役割を期待される選手になるでしょうから、オフェンス面でそこまで優れていなくとも、ディフェンスができれば問題なしと言えば問題無しです。ですが身長が実際にはもう少し低いかも…というのが気にかかります。今回は動画無しです。イタイ感じのラップの動画ならありましたが…再生回数13回とか。

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2010 Pre-Draft Workout – Vol. 8 Ryan Thompson

Posted by placeinsuns : 2010/06/23


  今回から6月18日のワークアウト分に入ります。まずは兄のJasonがキングスで活躍中のRyan Thompsonから。例によってDraftExpressから、Portsmouth Invitational Tournamentについての記事(2010/4/10)をまとめました。


Ryan Thompson  6’6″ / 210lbs / Jun. 9th, 1988 (22) / SG / Rider
・Strength
① ポジションがSG/SFの選手にしては大柄で、腕も長く、当たり負けしない体を持っている。少し体重を落とせば運動能力は更に向上するだろう。
② 得点パターンも豊富である。弾道が低く、精度が悪かったアウトサイドシュートのレベルを上げてきており、まだ向上の余地はある。ミッドレンジでは、ドリブルでスペースを作ってジャンプシュートを撃つ。ドリブルの一歩目は遅いものの、高さと当たりに強い体格をアドバンテージにすることができる。また、バスケットボールIQが高く、いいチームプレーヤーでもある。コートビジョンが広く、判断力もある。エキストラパスを出したり、自分のシュートが決まらない時に味方を活かしてアシストを出すことができる。ドリブルからのパス出しも上手い。また、ボールのないところで上手く動き、相手ディフェンスを広げることができる。
③ ハーフコートディフェンスでは体格、高さ、そして素早い腕の動きを活かしていい働きをする。

・Weakness
① 運動能力はあまりなく、体重を落とし(上記①)ても尚、NBAの水準には届かないものと思われる。
② 運動能力の高いディフェンダー相手には得点できない。NBAレベルのディフェンダー相手には苦労することだろう。
③ ディフェンスでも、平均以下の横方向のクイックネスは彼の足を文字通り引っ張っている。NBAの運動能力の高いウィングプレーヤーにはついていけないだろう。

・Overall
  4年生のシーズンを不甲斐ない成績で終えたものの、ポーツマスのトーナメントでは最も活躍した選手の一人となった。現時点ではNBAレベルに達していないかもしれないが、彼の将来は明るいだろう。


  結構ベタ褒めなんですが、ディフェンスの悪さはどうしようもなさそうです。Mock Draftにも顔を出していませんし。ただ、キングス、スパーズ、ウルブス(2回)、ブレイザーズ、ジャズ、ニックス、ネッツ、セルティックスとサンズの他に計8チームのワークアウトを受けているので、ひょっとすると指名を受ける可能性があるかもしれません。

  ちなみに以下はBright Side Of The Sunより、サンズのワークアウトから。


  トンプソンはアウトサイドシュートの調子を維持し、シューティングドリルにおいて25本中16本のスリーと25本中21本のツーポイントショットを決めた。ライダー大での4年生のシーズンはケミストリーとチーム内の役割分担で揉めたものの、ポーツマス招待トーナメントでの活躍が複数のチームの目に留まったようだ。スカウトからはアウトサイドシュートの成功率が不安定なのが最大の問題だ、と言われているらしい。

  今のところサンズ、スパーズ、ネッツ、ブレイザーズ、ヒートが彼に興味を持っているとトンプソンと代理人はみているらしい。複数のチームが彼は一巡目後半か二巡目に指名を受けると考えているが、本人が言うように「何が起こるかは分からない。最悪の事態を想定しながら、最高の結果を期待しよう」ということだ。

  彼はメジャーなモックドラフトには載っていないが、二巡目指名を受ける選手には良くあることである。


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