A Place In The Suns

29 teams and ONE – Phoenix Suns

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    • 印象論ばかりですが見直す時間もないので以上。決して調子の良くないオフェンスは粘り強く泥臭くついていっただけに、パッとしないディフェンスに対して非常にストレスの溜まる試合でした。 1 year ago
    • ディフェンスのローテが酷いのは今に始まった話ではないが、今日は普段割と堅い(気がする)PGから崩されたから非常に目についた。しかも相手がスミスとくれば、(決して悪い選手ではないが)単に研究不足を疑うところ。 1 year ago
    • ・前半の対Iスミスが酷い。此奴はドリブルからシュートできないのに、間合い詰めすぎ。抜かれてアンダーソン、AD警戒でスカスカのペイントへ。結果ファウルも嵩む。 ・対速攻も酷い。練習してる? ・Rアンダーソンは調子良すぎた。仕方ない。 ・相手の不用意なファウルのお陰でギリギリ試合に。 1 year ago
    • この展開から勝とうとすれば、4Qのスコアは40-10以上に持っていかなきゃならない(今は21-4)。 のんびりペースを落としたオフェンスしてる場合じゃないし(ブレッドソー)、オフェンスリバウンドを取られるたびに3%ずつ勝機が失われる。 2 years ago
    • ま、またこの展開。 2 years ago
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Beat S.A. – サンズvs.スパーズ、因縁の歴史



  祝スパーズ戦スイープ!ということでこの記事も前のブログからお引越し完了です。スパーズとの因縁の歴史、現メンバーのなかで唯一アマレが残っている2003からはじめようと思います。





2003 PLAYOFF – 1st Round

  まずことの始まりは、暗黒(でもなかったんですが…サンズ時代は少なくとも)のマーブリー時代ということもあって忘れ去られている感もありますが2003年のプレーオフから。このときは第1シードのスパーズ対第8シードのサンズという図式。このシーズン、サンズのスタッツは、マーブリーの全盛期でシーズン22.3得点8.1アシスト(アシスト数が意外ですねー。この2人を軸に、高卒初の新人王アマレ(実はレブロンは翌年で、彼は史上2番目)が13.5得点8.8リバウンド。マリオンも21.2得点9.5リバウンド2.3スティールですがこの3人以外のスターターがいまいち決まらず、ベテランのスコット・ウィリアムス、ペニー・ハーダウェイと、期待の若手ながらいまいち伸び悩んでいた(!)ジョー・ジョンソンでまわしながらシーズンを過ごし、8位とぎりぎりでプレーオフ進出。一方のスパーズはもう説明不要ですね。これから全盛期を迎えるティム・ダンカンに、システムになじんできたトニー・パーカー、56位のルーキーながら大爆発したエマニュエル・ジノビリ。この3人を筆頭に、デイビッド・ロビンソン、スティーブン・ジャクソン、先日引退したおなじみブルース・ボウエンというそうそうたるメンバー。ちなみに当時引退間近、現サンズGMのスティーブ・カー、ケビン・ウィリス(こちらは結局その後も長く現役をつとめましたが)がいたりもしますね。シーズン60勝22敗をあげ、ウエスト1位でプレーオフに進出します。

  フツーに考えてサンズお疲れさま、というムードのシリーズなのですが、実はシーズンの成績ではサンズの3勝1敗。マーブリーが11月の43得点をはじめ、シリーズ4戦で32.5得点をあげるというスパーキラーっぷりを見せつけていました。実はスパーズ不利かも…という流れは第1戦、スパーズのホームで加速します。まず84-87、残り16秒でアマレがパスをもらって3ポイントラインの外へステップバック。誰もが「馬鹿か」と思ったのは決して間違いではありません。彼はシーズンで10本しかスリーを打っておらず、しかも決めたのはそのうち2本。しかしこの大事な場面で、ダンカンがボールを見送る中このシュートはネットに吸い込まれます。87-87。同点となり、1stラウンドののっけからいきなりオーバータイムへともつれ込みます。OTではスパーズが本領を発揮し、93-94で残り時間わずか。しかしダンカンが最終盤でFTを1本しか決められず、93-95。このとき、最後のFTもミスし、ボールはデイビッド・ロビンソンがタップ。アウトサイドへと流れていくボールの先にいたのはマーブリー。彼はボールをつかむと、一直線にスパーズゴールへ向かって走り、トップ・オブ・ザ・キー、ダンカンの目の前からスリーを放ち、ブザーが鳴ります。この日のマーブリーはスリーは0-3、FGも8-27と、23得点をあげながらも散々な成績。チームメイトのマリオンさえも、「ゴール下でティップショットを狙っていた。」という始末。しかしこれがボードにあたり、ネットに吸い込まれて逆転!狂喜に包まれるサンズ、呆然と立ち尽くすダンカン。彼はこのショットについて「神からの贈り物だった(It was a teardrop from God)」というコメントを残すほど、奇跡のブザービーターでした。

  しかしやはりウエスト1位は伊達ではなく、サンズは次の試合、スパーズホームで76点に抑えられて敗北すると、次のサンズのホームでも13点差で敗北。第4戦も3Q終了時まで9点差で、もはやここまでか…と思われましたが、ここにきてペニーとJJという「シーズン微妙に期待に応えられなかったコンビ」が連続スリーを決め、1点差に追いつくと、同点、サンズラストの攻撃、という場面でマーブリーからペニーへパス。ペニーがドライブしてディフェンスを引きつけて更にインサイドへパス。その先にいたのはなんとマーブリーでもアマレではなく控えセンターのボスクール(!)。「人生初」というウィニングショットを決め、サンズが逆転勝利。2勝2敗とします。

  ここへきてついにサンズに流れが傾くか、と思われましたがもはやここまで。第4戦でマリク・ローズとの接触でマーブリーが肩を痛めていたこともあり、5戦目はサンアントニオでやはり2桁差で敗北。第6戦、フェニックスに戻るも、ダンカンが15得点20リバウンド10アシストのトリプルダブル。マリオンが最後の4秒で連続スリーを決めて追いすがりますが、それまでの点差を埋めることはできずに2点差で敗北。シリーズはスパーズの4勝2敗で、サンズは1回戦負けとなります。ちなみにこの年、スパーズはファイナルまで全て4勝2敗で勝ち上がり、1999年以来のタイトルを手にします。





2005 PLAYOFF – Conference Final

  2003-04シーズンは大幅に負け越し、シーズン途中にHCをダントニに変え、更にマーブリーを中心とした「キッド後」のチームに早々に見切りをつけ、マーブリーをペニーとセットでNYへ放出しキャップスペースを確保、アマレとマリオンを中心としたチームで再建を目指します。この年の収穫はJJが遂に潜在能力を発揮し始めたことぐらいでしょうか。スパーズは相変わらずでウエスト3位でプレーオフへ進出しますが、この年のファイナリスト、レイカーズにカンファレンス・セミファイナルで敗北します。

  翌2004-05シーズン、空けたサラリーキャップでコービーやT-Macを狙うも、結局は元サンズ、ダラスでオールスターにまで成長したスティーブ・ナッシュとの契約で落ち着いたサンズ。ですが結果を知っている身としては、シーズン開始前は大して期待されていませんでした。現にESPNのパワーランキングでは11位。前年29勝のチームですから仕方ないといえば仕方ないことでしたが、このナッシュの加入によりサンズは一気にシンデレラチームとなります。シーズン中は連勝に次ぐ連勝、前年から一気に33個も勝ち星を上乗せした62勝へと成績をジャンプアップさせ、ウエスト1位でプレーオフへ。ガソル率いるグリズをあっさりスウィープし、マブスも4勝2敗で倒してカンファレンス・ファイナルへ。マブス戦の間にはナッシュのMVP受賞というビッグニュースもありました。一方のスパーズは、ウエスト第2シードでプレーオフへ進出、ナゲッツを4勝1敗、ソニックス(現サンダー。当時はレイ・アレン、ラシャード・ルイスがいました。どちらも既にオールスタープレーヤーです)を4勝2敗で倒し、カンファレンス・ファイナルへ勝ち上がってきます。

  この年はアマレが絶好調、26.0得点7.8リバウンド1.6ブロック、FG成功率55.9%は脅威の一言に尽きます。また、マリオンも19.4得点 11.3リバウンド2.0スティール1.5ブロックと各分野で数字を伸ばし、サンズの「陰のエース」として活躍します。更にJJ。前年はあまり安定した活躍が出来ず、契約延長にも失敗していた彼は全試合でスターターをつとめ、17.1得点3.5アシスト。スリーを47.8%も決めるという脅威の活躍っぷり。クエンティン・リチャードソンもオフェンスこそ不安定だったもののディフェンダーとして活躍し、またガードながらリバウンドの名手でもありました。もちろんナッシュは15.5得点11.5アシスト、FG成功率50.2%にスリーポイント成功率43.1%、FT成功率88.7%という数字のほかに、圧倒的なリーダーシップを披露、MVPを受賞しました。

  一方のスパーズ、スティーブ・カーやジャクソンというロールプレーヤーの面々や提督が抜けてしまったものの、20.3得点11.1リバウンド2.6ブロックのダンカンをはじめ、着実に成長を遂げるパーカー、ジノビリ。ボウエンもきっちり残っており、この年はスリーを40%決めています。成長途上のウードリック(現キングス)もいました。一見メンツだけ見ると2003年の方が強そうですが、なんと言ってもパーカーとジノビリの成長が大きく、2003年のチームよりむしろ強かったかもしれません。

  ちなみにレギュラーシーズンはサンズの1勝2敗。シーズン序盤の11連勝を止められた憎き相手でもありますし、1月の試合では3Qにつけた16点差を追いつかれ、OTの末の敗戦。最後の3月の試合でどうにか勝ちを拾ったものの、その試合はダンカン、ジノビリが欠場中。正直言って2003年の1回戦の方がまだしも見通しの明るいシリーズだったといえます。しかもスパーズは比較的ラクなマッチアップでここまで勝ち抜いてきている一方、サンズはマブスとあたっていますし、ローテーション入りしているのは7人のみ。どう考えても疲弊の仕方が違います。

  更に悪いことにシーズン絶好調だったジョー・ジョンソンが怪我で欠場。好材料は、サンズにホームコートアドバンテージがあること、ダンカンの出場が危惧されていることくらいでした

  しかも、むかえた第1戦。二人のうち、コートに立っていたのはダンカンのみ。1Qに案の定10点離されます。サンズはここでウエスト1位の意地を見せ、2Qに4点詰めた直後、3Qの最初の3分で55-49から11-2のランをかけ、一気に逆転します。しかしさすがにダラダラとは離させてくれないスパーズ、その後、両者もつれ合って4点差で第4Qへ突入。残り5分まで両者一歩も譲りませんが、ここで抜け出たのがスパーズ。伏兵ブレント・バリーが連続スリーを決め、一気に点差が8点に広がります。この差を若いサンズは最後まで埋めることができずに、121-114でホームの第1戦を敗北。バリーはこの日、21得点のうち13得点を第4Qにあげるという爆発っぷり。

  バリーがたまたま大当たりしただけだ、と思っていた第2戦、やはり第1Qの遅れを2Q、3Qで取り戻して逆に5点差をつけ、またしてもサンズのリードで迎えた第4Q、じわりじわりと迫り来るスパーズに対して、ディフェンスのないサンズはスパーズをインサイドでもアウトサイドでも抑えることができず、またしてもバリーのシュートで5分を残して98-97と逆転されてしまいます。しかもアマレがこの後オーリーのファウルに対して審判に抗議、テクニカルをとられ、更にチャージングをとられてTOを喫します。ここでもたついていたのが致命傷となり、アマレ、ナッシュと連続得点を決めて一時は再逆転するも、オーリー、ジノビリ、ジノビリ、ダンカンと、肝心なところで悉くオフェンスを成功させるスパーズに対し、この間サンズはFG1-4。5点差がついてしまい、残り時間は1分20秒。アマレ、Q-Richと決めて追いすがりますが、すでに残り時間は30秒、109-106。20秒粘った挙句ファールゲームへ。スパーズは次のFT4本のうち2本を外しますが、4秒残してサンズのタイムアウトはゼロ。インバウンズを受けたナッシュは必死に走り、スリーポイントライン1m手前からスリーを放つも、パーカーとボウエンに阻まれ、ボールはリムに弾かれてタイムアップ。111-108での敗戦となりました。

  ホームで連敗したサンズはもう崖っぷち。しかしJJの復帰という明るい話題もある、と一縷の望みをかけてむかえたサンアントニオでの第3戦、案の定スロースタートで1Qに10点差をつけられると、もう逆転する力は残っておらず、2Q終了時には最大17点差をつけられ、一度もリードすることなく102-92で完敗。3連敗から逆転してシリーズを勝ち取ったチームは「今なお」1チームもありません。

  第4戦、ウエスト1位の意地とプライドで、敵地でアマレが爆発し31得点、ナッシュが17得点12アシストという成績をあげ、3Qでつくったリードを守りきって111-106と勝利します。しかしホームに戻った第5戦、アマレはダンカンを相手に41得点15リバウンドと奮起しますが、スリーが全く入りません。僅差ではありましたが再びホームで101-95と敗れ、1勝4敗でシリーズ敗退

  この年はまさに実力の違い。一昨年の優勝チーム、昨年もウエスト3位で、ダンカンが16試合欠場してもウエスト2位の59勝をあげるスパーズと、昨年はカンファレンスでビリと1ゲーム差、今年もいくら若いチームとはいえ7、8人でいっぱいいっぱいになりながらひたすら戦い抜いてきたサンズ。プレーオフに入る直前まで主力が怪我をしていた分、たっぷり戦力を蓄えたスパーズと、最後まで全力疾走だったサンズ。ホームコートアドバンテージくらいではひっくり返せない「経験の差」。残酷なまでに両チームのコントラストがはっきりと出たシリーズでした。

  ちなみにナッシュにとっても、スパーズに対する2度目のプレーオフ敗退。一度目は2003年のカンファレンス・ファイナルで、当時はマブスに所属していたナッシュは、4勝2敗で苦汁を飲まされています。

  この年のスパーズはその後、ディフェンディング・チャンピオンのデトロイトとのディフェンス合戦にも、第7戦までもつれたものの勝利。2003年以来の2度目のタイトルを獲得します

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