Draft Lottery
ドラフトロッタリーの結果がでました。何と1位はウィザーズ。
ちなみにNBAのドラフトは成績の悪い順に上位指名権が得られる仕組みになっているのですが、そのままそれを適用するとわざと負けるチームが出てきて問題だ!ということで、プレーオフに出られなかったチームでくじ引きをして上位3つの指名権を決めるという制度にしたわけです。
#1 | ウィザーズ | (10.3%) |
#2 | 76ers | (5.3%) |
#3 | ネッツ | (25.0%) |
以下はロッタリーに関係なく成績順 | ||
#4 | ウルブス | (19.9%) |
#5 | キングス | (15.6%) |
#6 | ウォーリアーズ | (10.4%) |
#7 | ピストンズ | (5.3%) |
#8 | クリッパーズ | (2.3%) |
#9 | ジャズ(ニックス) | (2.2%) |
#10 | ペイサーズ | (1.1%) |
#11 | ホーネッツ | (0.8%) |
#12 | グリズリーズ | (0.7%) |
#13 | ラプターズ | (0.6%) |
#14 | ロケッツ | (0.5%) |
*()内は1位指名権を得る確率
まず一言。「ネッツお疲れ」。何でこーなるの。6位ウォーリアーズと7位ピストンズはほぼ同率の相手がそれぞれ1位、2位。やってられるか。
そしてウィザーズ。開幕から怪我に見舞われ、「小学6年生」ヒバチの銃問題に打つ手がなくなり、オーナー死去、BIG3解体と散々なシーズンの果てに念願の1位指名権。少しは苦労が報われたでしょうか。本当におめでとうございます。
今ドラフトの目玉はジョン・ウォール。デリックローズとCP3を足して2で割っただか割らないだか…とにかく凄いらしいですよ(遠い目)。サンズは二巡目しかもってないのであまり興味を持って調べておりませんでした。これからたつおさんのとこで祭りが開かれると思いますので、興味ある方はそちらへどうぞ。しかしウィザーズはどう使うんでしょうか。ジョンウォールとヒバチでバックコート2010だ!なんていっておられる方もいらっしゃいますが…ちなみに前回ウィザーズが1位指名権を得たのは2001年。ドラフト全体が「NBA史上ワースト10ピック」には行ってしまうほどの悲惨な年で、指名したのはかの有名なセンターで高校生初のドラフト1位指名を受けた選手。現在でもピストンズできっちりプレーしております。前回と違って今回は全自動ドラフト指名権コンポストのジョーダン先生が不在なので、きっといい選手を入れてくれることでしょう。
シクサーズは…なんと引き当てたのが去年ドラフト指名を受けたジュルー・ホリデー(PG)。もしウィザーズがウォールをスルーした場合、彼は文字通り自らの手で自らの首を絞めたことになるかもしれません。ちなみに第二候補として有力なのがエバン・ターナー(SG)。いよいよイグダラトレードしときゃよかった…とシクサーズフロントは途方に暮れているかもしれません。ちなみに私は何度も申し上げておりますが、シクサーズはブランドとダレンベアを放出してとっとと再建すべきと考えております。
ネッツ…気の毒すぎですな、いやはや。
Amar’e in trouble
アマレは、母親が迷走運転のかどで逮捕される現場を土曜日の午後に見てしまったそうです。そうでなくても何回も逮捕されている人ですが、流石に現場を見たのは応えたのでしょう。アマレがこれによって本来のプレーができなかったとしても、いささか仕方のないことかもしれません。しかしよりにもよってこの時期に…
Amar’e calls Odom’s Game “lucky”
とか珍しく人が同情的になってるとこれだよアマレ君…アマレ曰く、オドムの19得点19リバウンドは「まぐれ」だそうです。オドムは大人の反応で「確かに。もうあんなことはないだろうね」なんて余裕しゃくしゃくのコメント。むしろうちのジェントリーHC(クリッパーズ時代にオドムをコーチした経験あり)が「馬鹿げたコメントだ」と強烈に怒っております。全くその通り。彼がムダ口を叩くとロクなことになりませんが、大丈夫なんでしょうか。